本願寺伝道院
HONGWANJI DENDOIN
2014(平成26)年に国の重要文化財に指定されており、現在は本願寺伝道院として
浄土真宗本願寺派の僧侶の布教研修の道場として使用されています(通常非公開)。







― TIES WEDDING ―

― 会場案内 ―
本願寺伝道院とは
1912(明治45)年、親鸞聖人650回大遠忌を記念して本願寺第22代門主 大谷光瑞(鏡如上人:1876~1948年)の依頼により、当時の東京帝国大学教授 伊東忠太が設計し「真宗信徒生命保険株式会社」社屋として建てられた。明治時代から大正時代にかけてのルネッサンス様式やゴシック様式といった欧米の技術の模倣が主流であった時代に、東洋を感じさせる先駆的とも言える建造物であり、日本の近代建築を知るうえでも貴重な建物。イギリスの建物をイメージした総レンガ造り風のタイル張りの外観、インド・サラセン風のドームなど、さまざまな建築様式を取り入れている。また、屋根は銅板葺き、屋根骨組みは木造、屋根の装飾には一見石に見えるテラコッタ(装飾用の陶器)を用いている。羽をもった象などユーモラスな架空の珍獣が回りの石柵に配されているのも特徴的。内部は、和風意匠の天井にアール・ヌーボーを意識した照明器具が取り付けられている。2014(平成26)年に国の重要文化財に指定されており、現在は本願寺伝道院として浄土真宗本願寺派の僧侶の布教研修の道場として使用されている(通常非公開)。
